まずは水深を見るためにボトムまで落として巻く。プール特有のマッディーウォーターなので千早川マス釣り場のようにジンクリアな水でないので見ながら巻くことは出来ない。

次にカウント3つで巻き始めるといきなりガツンとヒット。勢いよくドラグが出る。ジャンプを繰り返してネットに入れる。プールのマスは千早川より大きくパワフルだ。普段のドラグ設定では少し緩いと感じ4ノッチ程締めて釣ることにした。

大阪でプールトラウトを満喫【フィッシングランド久宝寺緑地】パワフルなニジマスばかり綺麗でパワフルなマスがヒット(提供:TSURINEWSライター・福岡崇史)

渋いがヒットするニジマスはパワフル

午前中の放流の残りが居る気配がしたのでナイロンセッティングのロッドに持ち替えてグラビティで探っていく。個体が大きい分、普段はあまり使用しない1g以上のスプーンでも問題なさそうだ。

数投して回収手前でヒット!この子もパワフルだ。普段の釣りとは少し違って楽しい。次にフォルテ0.9gに替えて波動強めでの釣れ具合をチェックしてみる。この釣り方でもヒット。フォルテとグラビティのカラーチェンジをしつつポツポツと拾っていく展開になるが、今一つパターンらしいものが掴めない。

明確なパターンを見出せず納竿

プールトラウトは場所により好き嫌いがはっきり出るとも良く聞く。ゴールド系や膨張系のオレンジ、明滅系カラーでも釣れているのでパターンを絞り切れない。そうこうしている内に急に雪が降り出したり、曇ったりで天気もコロコロ変わっていく。

スパイス的にクランクベイトなども投入。時折アタリが出るがバラシを連発してしまった。気が付けば終了時刻の16時まで残り5分となり納竿とした。合計9匹の厳しい結果となった。

終了後、駐車場までの道中でエリア仲間のNさんご夫妻と話しながら移動。Nさんは一日で15匹だったらしい。「9匹はいいほうだよ。」と言われたが、自分自身ではパターンを見つけられなかったことに悔しさが残った釣行となった。