なお既設釣り台が多く設置されてあり、勝手に利用するとトラブルの元にもなりかねない。どうしてもでなければ台のない穴で釣りを楽しもう。
ヒドリ橋上流左岸
水門があり足場もよく地形変化に富むが、足場がいいだけに常連も多い。既設釣り台などはないので釣り台は出しやすい。

ヒドリ橋上流右岸
堤防崩壊防止のために金網ネットが地中に張り巡らされてあり、金網露出部分は滑りやすい。ぬかるみはないが金網が足場となるので釣り台がやや置きにくい。ただし増水後はこのエリアがもっとも足場良好となるので、朝早くからポイント争奪戦になることも多い。
大津川橋上流
駐車場が近くに見当たらないことを除けば、ポイントは無数にある。ヒドリ橋脇駐車場を利用しキャリーカートなどで荷物を運べばポイントは無限に広がる。
釣り方とエサ
川なので若干の流れはあるが、平常時であればバランスの底釣りで狙える。ただし雨後など流速が速い時もあるのでハリスオモリやドボンなどの準備は必携。
冬期なら中~長竿を準備すれば事は足りたが、この時期だけは魚が接岸傾向となり乗っ込みが始まれば、岸際の釣りも想定される。よって冬期の準備に加えて短竿または極短竿もロッドケースには入れておきたい。

エサは両グルテンが定番だが、ジャミがうるさくない今の時期はグルテンセットまたはグルダンゴで狙っても面白い。3月17日の実釣取材において、記者は終日ダンゴの底釣り芯華を使ったグルテンセットを打ったが、マブナがハリ掛かりしたのは2回だけで、あとはスレを含めてすべて本命だった。
アベレージサイズは尺1寸~尺2寸。まれに尺3寸クラスや40cm超も交じるが、超大型の話はあまり聞かない。よってライン関係はハリス0.6号前後を主体にセッティングすれば十分と思われる。なお記者はサイズを問わずこの時期はハリス1号を軸に仕掛けを作っている。いつ尺半がくるかもわからず、その可能性が高いのもこの時期だから。