一山超えて隣の栗巣川水系に来た。ここも増水時に実績がある川だ。解禁当初は雪が多くて入れなかったポイント。まだまだ積雪があるが、入川は安全にできる。

「解禁後1カ月でようやく!」渓流エサ釣りで18cmヒレピンアマゴと対面【岐阜・栗巣川】栗巣川水系は雪が解けるころが狙いめ(提供:週刊つりニュース中部版APC・松森渉)

段々瀬を探るがアタリは出ない。オモリを2Bにしてイクラを止めるようなイメージで流すと目印が少し上流へ走った。思わず「おお」。サオを絞り飛んできたのは18cmのヒレピンアマゴだ。サビは若干残っているが、痩せてはいないきれいなアマゴ。写真を撮ってリリースする。

ようやくパターンが見えてきた。同じように流すとすぐにヒット。今度は朱点がきれいなアマゴだ。惚れ惚れする魚体にテンションが上がる。さらに1匹追加して釣り上がる。しかし、この後はバラシ、アワセミスもあり釣果が伸びない。それ以前にアタリがない。

「解禁後1カ月でようやく!」渓流エサ釣りで18cmヒレピンアマゴと対面【岐阜・栗巣川】渋いながらヒレピンアマゴに出会えた(提供:週刊つりニュース中部版APC・松森渉)

今後の状況

雨が降りだしたので午前10時に早めの納竿とした。増水してアマゴは動きだしているが、まだまだ雪が残っているし、川底が汚いので郡上アマゴの本格化はまだ先になりそうな気配だった。

しかし、雪が多い年は良型が釣れる傾向があるので、桜が咲くころには良型アマゴがサオを絞ってくれると信じている。なお、釣り上げたアマゴはその場で全てリリースした。

「解禁後1カ月でようやく!」渓流エサ釣りで18cmヒレピンアマゴと対面【岐阜・栗巣川】フキノトウ発見!(提供:週刊つりニュース中部版APC・松森渉)

<週刊つりニュース中部版APC・松森渉/TSURINEWS編>