アリアナ・グランデ Featureflash Photo Agency / Shutterstock.com
人気シンガーのアリアナ・グランデが、最新アルバム『Eternal Sunshine Deluxe』に合わせて公開したショートフィルム『Brighter Days Ahead』で、まるで別人のような姿を披露した。
アリアナ・グランデはグレーのウィッグに加え、顔や手にシワを加える特殊メイクを施し、“おばあちゃん”姿に大変身。ファンからは驚きの声が相次ぎ、SNSでも大きな反響を呼んでいる。
Ariana Grande – brighter days ahead
記憶をたどる物語と新曲の融合
ショートフィルムでは、彼女が演じるキャラクター「ピーチズ」が、記憶を消去するために「Brighter Days Inc.」というクリニックを訪れる。そこでは過去の思い出を一つずつ映像で見せられた後、それを消されていくという切ない展開が描かれる。
映像には、幼少期の記憶、スターとしての活躍、崩壊した家庭、そしてUFOに連れ去られる幻想的な場面など、多彩な記憶が映し出されている。
なかでも印象的だったのは、実の父エド・ブテラとの共演シーンである。彼はピーチズをまるでフランケンシュタインのように再生し、親子でピアノを演奏する場面で物語は静かにクライマックスを迎える。
この映像作品は、「愛」「喪失」「成長」「記憶のはかなさ」といったテーマを描いた感動的な仕上がりとなっており、X(旧Twitter)では「映画史に残る短編」「涙が止まらなかった」といった感想が多く投稿されている。
健康状態を心配する声も
ただ、そんな中で注目されたのは、アリアナ・グランデの“演技力”だけではない。彼女の近影を見たファンのあいだでは、その健康状態にも心配の声が広がっている。
BAFTA授賞式で登場した際の彼女は、以前よりもかなり痩せたように見え、胸元が大きく開いたドレスからは骨の浮き出た体が目立っていた。SNSでは「痩せすぎではないか」「大丈夫なのか」といった声が相次いだ。