ロニー・スペクターとは

ロニー・スペクターはニューヨーク・スパニッシュ・ハーレム出身。姉エステル・ベネットと従姉妹ネドラ・タリーと共に「ザ・ロネッツ」を結成し、1960年代に一世を風靡した。

代表曲には、永遠の名曲として知られる「Be My Baby」をはじめ、「Baby, I Love You」「Walking in the Rain」などがあり、そのサウンドとロニーの歌声は今なお多くのミュージシャンに影響を与えている。

The Ronettes – Be My Baby (Official Audio)

1968年にプロデューサーのフィル・スペクターと結婚したが、彼からの精神的虐待を受け、1974年に離婚。その後、自身の音楽の権利を巡って法廷闘争を繰り広げ、2007年にはロネッツとしてロックの殿堂入りを果たした。1983年にはマネージャーのジョナサン・グリーンフィールドと再婚し、晩年まで穏やかな家庭を築いた。

 

公私充実のゼンデイヤ

ゼンデイヤはロニーの死後、「彼女ほど人生に満ちあふれた人はいなかった」と語り、ふたりで撮ったセルフィーを公開してその別れを惜しんだ。「ロニーと過ごした時間は、私の人生の中でも最も光栄な経験のひとつだった」と振り返り、その才能や生き様に深く感銘を受けたことを明かしている。

そんなゼンデイヤ自身も、近年は映画・音楽・ファッションの各分野で飛躍を遂げている。

2024年にはSF大作『デューン 砂の惑星 PART2』でチャニ役を演じ、スクリーン上での存在感を再び印象づけた。また、同年に公開されたラブストーリー『チャレンジャーズ』では主演と製作を兼ね、演技力とプロデュース能力の両面で注目を集めた。さらには、2026年公開予定の『シュレック5』では、シュレックとフィオナの娘の声優としても参加が決定している。

私生活では2025年初頭に俳優トム・ホランドとの婚約を発表し、公私ともに順調なキャリアを築いている。