※一般社団法人北海道スポーツ企画『CLUB FIELDS』が運営する中学生(U-15)のサッカーチーム

大学時代には小森飛絢と対戦も
ーその後、札幌大谷高校から金沢星稜大学に進みました。当時戦った選手の中にはプロになった人も多いと思いますが、一番うまいと思った選手は誰ですか?
畠山:当時、新潟医療福祉大学にいたFW小森飛絢選手(現シント=トロイデンVV/ベルギー1部)ですね。彼とは対戦もしましたし(プレーを)観る機会も多かったので、技術的にはもちろん上手いんですけど、少ないタッチで確実にゴールを決めてくるという印象がありますね。そこは基礎技術の部分と決定力、オフ・ザ・ボール(※)の動きがほかの選手とは違うんだろうなと感じました。例えばドリブルがすごく巧い選手だと、どの人が見ても巧さの違いが分かるんですけど、そこまで目立った動きはしていないのになぜか不思議とゴールを奪うような選手に映っていました。
※サッカーの試合でボールを持っていない時間のこと
ーポジショニングの良さだったり、ポストプレーの上手さ、オフ・ザ・ボールでの動きの良さが際立っていますよね。
畠山:はい。結果を残す選手はボールを持っているシーンだけでなく、オフ・ザ・ボールの動きも上手いんだなとは感じましたね。
ー学生時代に対戦した選手の中で「絶対にプロになる」と思っていたのになれなかった選手はいますか?
畠山:難しい質問ですね(笑)。沢山いるんですけど、特に挙げるならコンサドーレ札幌U-12時代と札幌大谷高校時代に一緒にプレーしていたDF濱田雄也ですかね。彼は僕と違って北海道コンサドーレ札幌U-15に昇格したんですけど、U-18には昇格出来なくて。高校でまた一緒にプレーした後に彼は流通経済大学に進学したんです。大学時代は3年生の時からトップチームで出場していたし、一緒にプレーしたチームメートの中では技術もある選手で努力家だったので「コイツは(プロに)なるだろうな」とずっと思っていました。