3月2日(日)、東京湾遊漁船業協同組合は設立50周年を記念して、5年ぶりに「江戸前釣り大会2025」を開催。大会の模様を取材した。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版編集部・岩下和弘)
江戸前釣り大会2025
前回の対象魚はマコガレイだったが、今回は初心者にも親しみのあるアジと周年釣れるようになったタチウオの2魚種の部門に分かれて競技。参加船宿11軒でアジ部門には9隻175人、タチウオ部門には10隻218人の合計393人が参加。アジは2尾の合計長(尾叉長)、タチウオは1尾の全長で競った。
好天に恵まれたなか、平和島のまる八のアジ船に乗船取材した。5時半過ぎ、まる八桟橋では、すでに参加者が準備を始めている。飯島直樹代表による釣り座の抽選がおこなわれ、18人がアジ船に乗り込む。
7時過ぎに中村洋平船長の舵取りで出船。集合場所の大師沖のパース周辺でアジ船9隻が集まり、記念撮影のあと8時前にスタートフィッシング。各船の船長は思い思いのポイントへ散っていく。

早々にアジ全員安打達成
本船はすぐ近くのポイントをチェックしたあと、すぐに見切りをつけて木更津沖へ疾走。航程約30分で水深16m、タナ下から1.5mの指示がアナウンスされて再開。
左舷トモ、胴の間とあちこちでアタリがあり、アジが取り込まれる。約1時間で全員が型を見ることができた。

船長はさらに良型が揃うポイントをこまめに徘徊する。左舷胴の間には初めて参加した平岡さんファミリー。お父さんの哲さんが、寛子さん、湖都さんをサポートしながら奮釣。夫婦でダブルヒット、湖都さんは一荷も披露。
