ちなみに、オルセンがスカーレット・ウィッチとして初めて登場したのは、2014年公開の『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(ポストクレジットシーン)。その後は
『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)
『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)
『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)
『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』(2022)
に出演し、2021年のDisney+ドラマ『ワンダヴィジョン』では主演を務めるなど、MCUの中でも重要な役割を担ってきた。
一方で彼女は、長期契約によって他の作品に挑戦できなかったことへの葛藤も語っている。特にヨルゴス・ランティモス監督の映画『ロブスター』(2015年)に出演する機会を逃したことは、「今でも心残り」だという。
オルセンの降板発言は、ファンにとって大きな喪失感をもたらした。しかし、マーベルには“復活”や“マルチバース”といった逆転の余地があるのもまた事実。ワンダの物語が本当に終わったのか、それとも再び光が差し込む日が来るのか――。