エリザベス・オルセンエリザベス・オルセン Featureflash Photo Agency / Shutterstock.com

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)でスカーレット・ウィッチことワンダ・マキシモフを演じてきたエリザベス・オルセンが、次の『アベンジャーズ』シリーズに出演しないと語り、ファンの間で大きな話題となっている。The Hollywood Reporterのインタビューで明らかになった。

エリザベス・オルセンは、「『Panic Carefully』の撮影を終えて、今はアメリカでFXの新作『Seven Sisters』の準備をしています。だから、ロンドンで撮影される予定のアベンジャーズ新作には関わっていないの」と説明し、『アベンジャーズ:ドゥームズデイ』および『アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ』には出演しないことを明言した。

このニュースが報じられると、SNSではファンからさまざまな反応が寄せられた。

「信じたくない」「ワンダなしのアベンジャーズなんて考えられない」といった声のほか、中には「このままじゃ抗議しにマーベル本社へ行きたくなる」といった半ば本気・半ば冗談めいた投稿も。一方で「前作で死んだから当然では?」と冷静に受け止める声も見られる。

その反応の背景には、マーベルならではの“裏切り”の可能性もある。マーベル作品といえば情報統制が非常に厳しく、“サプライズ出演”はもはやお約束。Entertainment Weeklyも「過去にも俳優たちが出演を否定しておきながら登場した例は多い」として、アンドリュー・ガーフィールド(『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』)やダフネ・キーン(『デッドプール&ウルヴァリン』)の名前を挙げている。

とはいえ、オルセン自身は過去のインタビューでも『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』(2022年)での結末について「たぶんワンダは死んだと思っている」と語っており、自身のキャラクターが一度“終わり”を迎えたという認識は変わっていないようだ。ただし、「もし戻れるなら、扉は少し開けておいてほしい」とも話しており、復活の可能性を完全には否定していない。