我孫子市若松の信号から手賀大橋方面に進んだ左側にある無料駐車場を利用。同橋直下の水平護岸から東向きに竿を出す。
農園前
現在は農園が閉園されているので、正確には旧農園前となる。同信号から東へ約1kg進んだ右側にトイレ付きの駐車場がある。周辺はビオトープになっていて、沖には島が点在する。水位が上昇すると水際がグチョグチョになるので長靴必携。

染井落し南側の機場
機場並びの水平護岸から狙う。また機場~染井落し間もボサに覆われてはいるが、下に水平護岸が隠れているので草刈りすれば釣り座ができる。

南岸エリア
ポイントは無数にある。むしろ北岸より魚影も濃く乗っ込み期に最適なポイントが多い。ただしほとんどがアシ原に覆われているので草刈りなどの準備が必須で、しかも足元が深くぬかるんでいたりするので通常の長靴では対応不可の所も多い。大型の草刈りバサミや枝切り、藻刈り鎌、そしてウエーダーなどの重装備が必須だが苦労した見返りはきっとあるはずだ。
釣り方とエサ
通常期と乗っ込み期の端境期に当たるので、どのような釣り方でも対処できるよう万全の準備をしたい。とくに竿は5~18尺を準備し、とくに5~12尺は全尺を用意しておきたい。
仮に増水したとしても水深は60cm~1本半弱なので、釣り方は底釣りが主体になる。また風流れなども出やすいのでハリスオモリやドボンの準備もお忘れなく。
エサは両グルテンが定番だが、この時期であればアタればヘラ率が高いので両ダンゴでもOK。ダンゴの底釣り系やペレ底など定番のブレンドで大丈夫だ。
ライン関係は釣り方によってさまざま。障害物がない平場狙いならハリス0.6~0.8号を使い、短竿でアシ横狙いなど障害物周辺にウキを立たせる場合は、最低でも1号以上はほしい。なお手賀沼のアベレージサイズは35cm前後だが、春はそれ以上のサイズも出やすい。また水深が浅いのでヒットすると強烈な走りを見せるので、アベレージサイズにだまされることなく、余裕を持って太めのラインで挑んでほしい。