3月2日、三重県松阪市の櫛田川上流解禁に、森地区、蓮川ダム上に釣行した。前日の1日、昼からダム下の今西オトリ店へ向かう。ダム下に入ろうかと相談すると、気温の上昇に伴い雪代が入って水位が上昇しており、最近の気温上昇でヒレピンも狙えるかもとのことでダム上に変更。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・川鴉・石橋英之)
解禁の川を釣り歩く
入川口に車を止めて川をのぞくと、情報通り水位は10cmほど高いが、濁りは入っておらず期待できそうだ。道路から見ると、放流魚も確認できたのでここに決めた。

外気温は16度と非常に暖かい。今回は単独釣行のため、クマよけの笛を吹いて散策する。車中で1人宴会を行い、9時に就寝。翌朝は午前5時前に起床。外気温7度のなか、早めに支度をして川に降りる。曇天だが雨は大丈夫そうだ。
最初の1匹はうれしい
6時すぎ、まだ目印は見えないが、我慢できずイクラを淵の真ん中から仕掛けを張り気味に第1投。さすがにアタリなし。ブドウムシを忘れたのでイクラで続けると、5投目で穂先が重くなるアタリ。アワせると重量感が伝わってくる。

タモに収まったのは20cmの放流物。毎年最初の1匹はうれしいものだ。
エサを交換して再投入するが、後が続かない。明るくなって水中を見ると、手前の浅場で魚影が見えた。手前の砂利底を狙うと目印が止まるアタリで同型。ここで連発するが、アタリが小さく違和感がある。本命の右岸側の深場を流すと、すぐに目印が水中にゆっくり入って追加。ここには魚がたまっているだろうと集中するが、2匹の追加のみに終わった。
続いて淵尻のカケアガリをサイトで狙うと魚はエサに反応しているが、自分で追ってきて食う感じではない。そこで仕掛けを張らずゆっくり底をはわせるイメージで一筋一筋ずらしながら釣ると、これが正解でしばらく入れ食い。