E:クリエイティブ面では、とても自由で素晴らしかったです。そして良い意味で、すべてがチャレンジングでした。私は今回演じたキャラクターになりきらないといけませんでした。そして、私にとって、それは理想的な状況でした。なぜなら、見た目を変えたり、話し方を変えたり、服装を変えたりすることが許されていたからです。そして、この新しい役柄の中に隠れて、ファンのために何か全く違うものを作ることができたのです。

Q. 娘役を演じたイモジェン・フェイス・リードの演技も素晴らしかったですが、彼女との仕事はいかがでしたか?

E:彼女について言及していただきありがとうございます。私もそう思います。イモジェンは素晴らしいです。そして、イモジェンは、当時 25 歳だったと思います。たしか彼女が(撮影中に)誕生日を迎えたんです。今回の役は、彼女にとって初めての主役でした。この業界で長年働いてきたマーク(・デュプラス)と私は、この表現が正しいかどうかわかりませんが、おそらく(この仕事に)ちょっと疲れていると言ってもいいかもしれません。新しいプロジェクトを始めることに興奮している一方で、私たちは長い間この仕事をやってきた疲れが見えていました。

しかしイミー(イモジェンの愛称)にとって、これは初の主役でした。私たちがこんなに激しい題材を演じているにもかかわらず、彼女は毎日、活気と熱意を撮影現場にもたらしてくれました。彼女はいつでもすごく興奮していて、すごく前向きで、幸せそうに現場に来ていました。俳優は、ちょっと暗い気持ちになることもあるんです(笑)。特に、暗いキャラクターを演じる場合はそうなんです。だから、彼女のエネルギーと明るさはまさに私たちが必要としていたものでした。

なぜなら、私たちが描いているものには目に見えない舞台裏もありますし、私たちが今回演じているのは壊れた人間たちなんです。日本には金継ぎ(壊れた陶器を直す技法)という芸術があります。私たちにとって、彼女はまさに壊れた物を直す金のような存在でした。私たちの間に入った亀裂をすべて元に戻すような役割でした。彼女は私たちを一つにまとめる輝く金のような存在だったので、私は彼女にとても感謝しています。

Q. 日本の人たちは「グレイズ・アナトミー」が大好きです。「グッド・アメリカン・ファミリー」の配信を楽しみにしている日本のファンや視聴者にメッセージをいただけますか?