春のヒラメ狙いで水温に加えて大事なポイントが、ベイトの有無だ。いくら水温が温まり動きやすくても、まだ冷え込むかもしれないという春にわざわざ体力を使って、ベイトのいない所にはヒラメも中々入っては来ない。

「大型を狙い撃とう!」陸っぱりルアーゲームで初春の【大型ヒラメを釣るコツ4選】ベイトがいると釣れる確率は上がる(提供:TSURINEWSライター・押田利一)

不在ならランガン

そのため少しでもヒラメに出会う可能性を上げるためには、良いポイントであってもベイトが確認できなければ、どんどんランガンしてベイトの反応がある場所を見つけよう。慎重に粘るのがコツだ。

ボトムから50cm以内を狙う

水中の季節は外の季節と大体1ヶ月遅れていると言われており、季節的には春でも水温が低い箇所ではヒラメ達もまだ冬パターンであることが多く、中々口を使ってくれない時がある。

オンシーズン中のヒラメであれば、ボトムから2〜3m上をただ巻きしていても勢い良く飛びついてくることがある。水温が低くあまりやる気のない状態ではボトムから1mの間ですら反応しないこと。

「大型を狙い撃とう!」陸っぱりルアーゲームで初春の【大型ヒラメを釣るコツ4選】ボトム付近を狙おう(提供:TSURINEWSライター・押田利一)

まだ冬パターンを引きずっている時のヒラメには、ボトムから50cmまでの間を意識しスローにゆっくりと巻いて、ヒラメの目の前を通すようにゆっくりと誘うと簡単に口を使ってくれることがある。

春のマイクロベイトに付いているヒラメなどは、小さ目で少し重めのジグを使ったリフト&フォールや小さいワームにブレードを付けたカスタムで狙ってみると、今まで反応がなかったのに突然アタリが来ることもあるので、ぜひ試してほしい。

<押田利一/TSURINEWSライター>