モノフィラメント系のラインはある程度の太さまで歯でも噛み切れたりするが、そんなワイルドなことはしてはいけない。PEラインは歯では切れない。ルンバの足まで壊してしまうくらい凶悪かつ強力なイトなので、必ずラインカッターが必要となる。

ヘッドライト(予備も)

夜釣りや、夕方からの釣りにはお忘れなく。「よく釣り場に忘れてしまうもの」ナンバー2である(筆者調べ)。これも常に1つは携行バッグに忍ばせておこう。

スケール

要らないといえば要らないが、魚の大きさを測るスケールもあったほうがいいとは言える。

釣りデビュー時に必須レベルな小物アイテム8選 ロッドとリールと仕掛けだけじゃダメ!スケール、持ってく?(提供:TSURINEWSライター・井上海生)

ちなみに以前筆者がiPhoneの計測アプリで測ると、2cmほどの誤差があった。これをどう考えるか。

プライヤー

七つ道具プライヤー。これでスプリットリングを開けたり、小さなナイフで魚の喉を割いたりと、持っていて損することは絶対にない。私の用途としてはかえしで何かに絡んだハリ先を潰すのによく使う。

ライター

もし遭難したら「ライター」とはよく言う。何かあったときのために。ラインをあぶるのにも使う。

タモ

ランディングネット、通称タモ。ライトソルトでは必要ではないが、チヌ以上の大物からはマストな道具となる。これが安くても5千円で、拡張性を持たせるのにプラス5000円のカスタム費用がかかる。

釣りデビュー時に必須レベルな小物アイテム8選 ロッドとリールと仕掛けだけじゃダメ!大物狙いなら確実に要る(提供:TSURINEWSライター・井上海生)

欠かせないライフジャケット

ウェアではライフジャケットが欠かせない。最大の安全装備。5000円から買える、命の保証である。

すべて揃えると2万円ほどと、ちょっと「ウッ」と思うほどのカネがかかってしまう。それもすべて魚に直結するものではないと思うと財布の紐が固くなりそうになるが、釣りをやるならいずれ持っておくしかない。グローブも、軍手と専用のグローブを使い分ければわかるが、まるで世界が違う。あるのとないのとで露骨に差が出てくるので、このへんはもう「えいや」という感覚でレジに持っていこう。