仕事も続けられる。皇族の夫として相応しくない仕事についたら、皇室行事参加は遠慮いただくとか、高輪御所など赤坂御苑外に引っ越してもらえばいいだけだ。こういう条件なら、堅い仕事の人ならだいたいいいわけで、お相手探しも楽になる。
私は外交官など官僚がいちばんいいと思う。役人として内親王の夫としての対面が保てるように処遇するのが容易だからだ。
佳子さまは、皇室に残ってもらえるなら、皇室外交の戦力として理想的だし、悠仁さまの相談相手として英国のアン女王のようなご意見番的な役割が期待できる。
愛子さまは、健康状態に不安のある雅子さまを近くで支えることができて好都合だ。
三笠宮彬子さま、容子さま、高円宮承子さまも婚期が遅れたのも、これまでは結婚したら宮家が廃絶になると心配されていたかもしれないし、相手も皇族になっては相手探しもたいへんだが、「単独残留案」なら結婚のハードルも低くなるし、なんなら旧宮家から養子をとって宮家の存続もできる。
将来、佳子さまや愛子さまの子どもを皇族にする可能性は、悠仁さまの子どもがどうなるか、旧宮家からの養子がうまく機能するかなども総合的にみて20年くらいしてから検討すれば良い話だ。
こんないい話を一部の政治家の面子でブロックするのはなんとも不条理である。