なお、それぞれの持ち方を選んだ理由として、マイナ免許証のみは「財布に入れるカード枚数を減らしたい」「管理が楽になる」、マイナ免許証と従来の免許証の両方を持つは「運転免許証の提示を求められたときに困る」「マイナンバーカードは持ち歩きたくない」、従来の免許証のみは「情報を集約するのに不安がある」「メリットを感じない」「しばらく様子を見たい」といった回答が寄せられました。
約3割が情報漏洩や悪用のリスクを懸念
Q3:マイナ免許証にはおもに以下のデメリットがあるといわれています。最も心配なのはどれですか
- 「情報漏洩や悪用のリスクが大きい」:30.7%
- 「紛失すると本人確認に手間がかかる」:24.1%
- 「手続きが面倒」:15.5%
- 「再発行に時間がかかる」:8.3%
- 「免許の有効期間や種類が記載されない」:10.6%
- 「その他」:0.4%
- 「デメリットを感じない」:10.4%
続いて、マイナンバーカードと運転免許証が一体化することに対し、どのような心配があるか聞いたところ、最も多かったのが「情報漏洩や悪用のリスクが大きい」で30.7%でした。具体的には、「マイナンバーカードのセキュリティに不安がある」「情報が一つ漏洩したら、紐付けされたすべての情報が漏れそう」など、過去に個人情報の漏洩や紛失などが起きたマイナンバーカードに一体化する点を不安視する声がありました。次いで多かったのは24.1%が回答した「紛失すると本人確認に手間がかかる」で、「失くしたら身分を証明するものなくなる」という回答が大半でした。「手続きが面倒」と回答したのは15.5%で、「使い慣れてきたものを無理に変える必要はない」「将来的に免許証を返還したときの手続きなどが面倒くさそう」といった回答がありました。