「正直でいたい」

セレーナ・ゴメスは、ループスや双極性障害であることを公表し、心の健康についても率直に語ってきた。

2019年には再び体型批判について言及し、「私はループスを患っていて、腎臓の問題や高血圧とも向き合っている。だから、健康上の問題がたくさんある」と明かした。

「だからこそ、私が体型のことで攻撃され始めたとき、本当に辛かった」「現実には、私の体は変動するもの。それが私の真実なの。でも、それが本当に私を傷つけた」と、苦悩を語った。

また昨年9月、「マーダーズ・イン・ビルディング」主演のゴメスは、女性映画団体のディナーで次のように語った。

「私は、自分が弱い部分をさらけ出し、助けが必要なときには助けを求めることに力があると信じています」「だから、私は『子供を産めない』と公表しました。『双極性障害である』と明かしました。」

「私はただ、女性のための活動をしたい。それが私がシェアする理由。私は正直でいたいのです。みんな何かを抱えている…。私は私。それが私にできるすべて」

このようにセレーナ・ゴメスは自身の体や病気、治療について赤裸々に語ってきている。それは同じような悩みを持つ女性のために役立てば、という意図によるものだ。

 

ウーピー・ゴールドバーグ「他人の知ったことじゃない」

しかしソーシャルネットワーク上では、相も変わらず根拠のないネガティブなコメントがセレーナをはじめとするセレブ達を悩ましている。

こうした現状に、トーク番組「ザ・ビュー」に出演するウーピー・ゴールドバーグは強く警鐘を鳴らした。共演者のサニー・ホスティンが「セレーナ・ゴメスはループスを患っており、体重の変動はその病気の影響である可能性が高い」と説明していると、ウーピーはそれを遮るようにして次のようにコメントした。

「他人の体についてとやかく言うべきではない」
「人にはそれぞれの事情がある。セレーナ・ゴメスはループスを患っているし、彼女が体重を減らしたのも健康上の理由かもしれない。だが、それは他人が口を出すことではない」
「誰もが自分の人生の選択をしている」

ウーピー・ゴールドバーグ