最低主演女優賞: ダコタ・ジョンソン(『マダム・ウェブ』)
最低助演男優賞: ジョン・ヴォイト(『メガロポリス』、『レーガン』)
最低助演女優賞: エイミー・シューマー(『アンフロステッド:ポップタルトをめぐる物語』)
最低監督賞: フランシス・フォード・コッポラ(『メガロポリス』)
最低スクリーンコンボ賞: ホアキン・フェニックス&レディー・ガガ(『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』)
最低リメイク・パクリ・続編賞: 『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』
最低脚本賞: 『マダム・ウェブ』
名誉挽回賞: パメラ・アンダーソン(『ザ・ラスト・ショーガール』)
ラジー賞とは?
ラジー賞は、その年に公開された映画の中で最もひどかった作品や俳優、監督らを評価することを目的としている。映画を愛する人々が「面白がりながらダメ映画を振り返る場」として機能しており、決して悪意だけで選ばれるわけではない。
この賞は、映画ファンであり、広報・マーケティングの専門家でもあったジョン・J・B・ウィルソンが1981年に創設。もともとは友人たちとアカデミー賞のパロディとして始めたもので、最初の授賞式は彼の自宅で行われた。しかし、そのユーモラスなコンセプトが話題となり、徐々に広まり、現在では映画業界でも無視できないイベントのひとつになっている。
まさかの本人登場も…
ラジー賞は時に批判を受けることもあるが、受賞した俳優や監督がユーモアを持って受け止め、実際に授賞式に参加することもある。有名な例として、ハル・ベリー(『キャットウーマン』)やサンドラ・ブロック(『オール・アバウト・スティーブ』)は、ラジー賞の授賞式に出席し、ユーモアたっぷりに受賞スピーチを行ったことがある。