最後の芸は「アクロバティック・ボール・ボーイ」。アキラはテニスボールを自分の前の床に置く。そしてお盆で股間を隠した状態から、なんと前転してボールをつかむというスリル満点の荒業を見せた。これもまた失敗すれば、全部が見えてしまう大惨事なのだが、またしてもアキラは見事にこのパフォーマンスを成功させた。

 

あの辛口審査員がバンザイ

すべてのパフォーマンスを終了した時点で、会場は大歓声の渦となり、スタンディングオベーションまで起こった。

辛口審査員のサイモンは大喜びでバンザイ。アリーシャ、アマンダの2人の女性審査員もアキラの“スリリング”な芸を楽しんだ様子だ。対照的にブルーノだけは頭を抱えこんでいる。

サイモンは「私はあなたが好きだ。会場もあなたが好きだ」と絶賛。「私は日本からやってくる人たちが好きですが、どこでこのアイデアを思い付いたのですか」と質問すると、アキラは「10年ほど前、バスルームで思いついた」と答え、笑いを誘った。

サイモンはさらにアキラに対して、「アキラ、ユー・ハブ・ボールズ」と言った。これは「度胸がある」という意味と、「玉をもっている」という二重の意味をかけた下ネタジョークになっている。

アリーシャも「最高に面白かったです。(日本語で)ありがとうございます」と絶賛。

アマンダも「とてもセクシーで面白くって、すべてが最高でした」と絶賛。

ブルーノだけが「何と言っていいかわからない」と最後までアキラの芸に当惑した様子だった。

 

 

結局サイモン、アマンダ、アリーシャの3人が「イエス」と合格を出したことで、アキラは見事、次のステージに進出することが決定した。

3人からイエスをもらい喜ぶアキラ100%

3人からイエスをもらい喜ぶアキラ100%

ちなみにBGTの優勝者にはロイヤル・バラエティー・パフォーマンスの出演権利と賞金25万ポンドが授与される。まさかアキラ100%がロイヤルファミリーの前でパフォーマンスする日が来るのか?今後の展開に注目だ。