ウクライナ戦争の講和交渉が進む中、アメリカとロシアが主導する形で進められ、ウクライナと欧州が排除されたことでゼレンスキー大統領が反発。ロシア有利の合意が成立すれば、欧米関係の分断が進む可能性があります。

ウクライナ講和会議:世界がバラバラになる講和となるのか?(岡本 裕明)

ウクライナ講和会議:世界がバラバラになる講和となるのか?
ウクライナ戦争の講和がいよいよ視野に入ってきました。アメリカとロシアの高官同士の会合が18日にサウジアラビアで行われました。アメリカからはルビオ国務長官をトップに、ロシアからはラブロフ外相をトップに据えており、実質国家外交No.2同士の話で...

トランプ大統領はゼレンスキー大統領を「選挙のない独裁者」と批判し、ウクライナ戦争の停戦を迫っています。支援削減や選挙実施を通じてゼレンスキー氏の影響力を抑え、戦争継続か停戦かをウクライナ国民に選ばせる戦略です。

ゼレンスキー大統領を挑発するトランプ大統領は何を狙っているのか(篠田 英朗)

ゼレンスキー大統領を挑発するトランプ大統領は何を狙っているのか
トランプ米国大統領が、ゼレンスキー・ウクライナ大統領を「まあまあ成功したコメディアン(a modestly successful comedian)」と描写する表現から始まるSNS投稿で、「選挙のない独裁者」と呼んだことが、大きな話...

日本の気候外交は矛盾を抱え、破綻が避けられない状況です。パリ協定ではCO2ゼロを掲げる一方、米国には化石燃料の輸入と投資を約束。現実的なエネルギー政策が求められる中、数値目標の提出延期が妥当だと主張しています。

日本の二枚舌気候外交は破綻必至、パリ協定への数値目標提出は延期せよ(杉山 大志)

日本の二枚舌気候外交は破綻必至、パリ協定への数値目標提出は延期せよ
パリ気候協定への2035年の数値目標の提出期限は2月10日だったのだが、ほとんどの国が間に合っていない。期限に間に合った先進国は、米国、スイス、英国、ニュージーランドの4か国だけ。ただしこの米国は、バイデン政権が約束しただけで、トラ...

経済・ビジネス・IT・メディア