「たくさん釣れば釣るほど、その日のバスの状態がおぼろげに見えてくる」と、青木大介プロは伝えています。筆者も“ライトリグで釣って釣ってリズムを作っていく中で大きな魚にたどり着きたい”という考えで普段からロックフィッシュゲームに取り組んでいるため、自分のスタイルは間違いではないと感じました。この感覚を、より深い思考や知識で煮詰めていけたらいいなと思います。

厳選して特に学ぶことができた考え方を2つ挙げましたが、ルアーごとの特徴やバスのシーズンごとの動き、どのような場面でどのルアーを投入するのが適材適所なのかなど、記事には書ききれないほど勉強になることが盛りだくさんでした。

海のフィールドに活かしたい

なかなかフィールドに通えない筆者でも、本から学んだ知識を来たるシーズンに向けて発揮できる“釣り脳”にすることはできると感じています。

もちろんフィールドに通って実践し、経験を積んでいくことがベストです。しかし、多くの人がそうであるように、筆者もサンデーアングラーです。釣りをしない時間でも釣りに向き合うことが、いざフィールドに立った際に大きな差を生むのではないかと思い、冬の間は本や動画からできる限り勉強していこうと思います。

ブラックバス釣りの本を読んでみたら【海でのルアー釣りに活かせる知識や考えがたくさん!】本を読みながら釣具のメンテナンス(提供:TSURINEWSライター・久末大二郎)

もちろん、「バスフィッシングから」だけでなくても良いでしょう。YouTubeや自身が好きな釣りものの雑誌、プロの方の記事から学べることもたくさんあると思います。

「もうとっくにこうやって勉強しているよ!」と思っている読者の方もいるかもしれませんが、「こんなふうに釣りを勉強する手段もある!」と、釣りに行けずにもどかしい思いをしているアングラーに伝えたかったです。最後まで読んでいただいた方の中で、誰かの参考になれば幸いです。

<久末大二郎/TSURINEWSライター>