アタリは大型魚が近づくと付けエサが逃げようと暴れだし、竿先がバタバタと動くことが多い。

その後、エサを飲み込むのにあわせ、徐々に竿先が押さえ込まれていく。早アワセは厳禁で、アワセ時はしっかりと竿が引き込まれてから。

無事にハリ掛かりしたら巻き上げに移るが、体力に自信がなければ、竿はキーパーに掛けたままリーリングするのが無難。ある程度、経験があれば魚の引きの強さでサイズを把握できるようにもなるので、スタンディングのファイトを楽しむのもいいだろう。

魚が浮いたらタモ取りするか、大型ならギャフを打ち、船内へ取り込む。

夢の大型魚を手にしたときの喜びを、ぜひ味わってもらいたい。

中深場五目釣りについて

オナガダイやアオダイなどを狙う中深場の五目釣り。オナガダイは大型になると5kgを超えてくることも。何がかかってくるか分からない楽しみもあり、泳がせ釣りとは異なる魅力が存分に楽しめる。

離島海域の大型魚狙い泳がせ釣り入門解説 【心構え・タックル・基本の釣り方】3連掛けもある(提供:週刊つりニュース関東版APC・田中義博)

<週刊つりニュース関東版APC・田中義博/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース版』2024年月日号に掲載された記事を再編集したものになります。