しばらくして筆者にまたしても強い引きの魚が掛かったので「またアイゴか……」と思いながらやり取りしていると、タモに収まったのは意外にも尾長メジナだった。

フィッシングパークTOIで海上釣り堀釣行【静岡】高水温に苦戦も尾長メジナとアイゴを手中尾長メジナをキャッチした筆者(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)

30cmに僅かに届かなかったが、デップリしていていかにも美味そうな尾長に「こいつは刺身と冷酒に決定」とばかりに見とれてしまった。

フィッシングパークTOIで海上釣り堀釣行【静岡】高水温に苦戦も尾長メジナとアイゴを手中美味しそうなメジナが釣れた(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)

イワシ狙いに変更

2人とも、あまりにアイゴが多いことに閉口してしまい、本命を諦めてイワシをお土産に釣って帰ろうと決めた。そこで筆者は一人車を走らせ、近隣の釣具店「ケイズフィッシング」にサビキ仕掛けなどを購入しに行くことにした。

フィッシングパークTOIで海上釣り堀釣行【静岡】高水温に苦戦も尾長メジナとアイゴを手中サビキ釣り仕掛け(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)

現地に戻り、まずはウキ釣りを再開。すると筆者はアイゴを追加で釣り上げた。やはり、これではダメということで、2人とも買ってきたサビキ仕掛けにチェンジした。

しかし、妻のサビキ仕掛けにもアイゴがアタックしてくる始末で、アイゴ祭りになってきた……。表層近くに大量に群がっているイワシはなかなか掛からないが、遂に妻にヒット。しかし数本のハリに1匹だけという厳しい状況。

次の投入でもウルメイワシを追加。しかし、これも1匹のみ。筆者にも同じように1匹のみ掛かった。その後は、イワシがサビキ仕掛けを完全に無視して泳ぎ回る姿を見て、イワシは諦めウキ釣りに戻すことにした。

時間も無いので、妻の仕掛けは手軽に作れる固定仕掛けにした。コマセのミックスがなくなったので、アミコマセをメインに撒くが、これまでよりも魚の寄りがイマイチな気がした。それでも妻は尾長を連発。当日はこれにて納竿とした。

受付に戻り釣果を報告すると、朝方のスタッフから「ここ最近メジナは全く釣れていなかったので、大したものですよ!」とお褒めいただき、大満足の一日となった。

当日の釣果