スマホは高機能になりましたが、人の事情は変化していないと解釈することもできます。そう思うと、少し気持ちに余裕が生まれるかもしれません。
既読スルーされてしまったら
SNSは人と簡単につながることができる半面、簡単に離れることもできます。突然ブロックされたり、自分をフォローしてくれる人が減ったりすると、相手から一方的に縁を切られたように感じて、嫌われたのかなと落ち込んでしまうことがあります。
もし何らかのトラブルが原因で交流が途絶えたなら、それは理由がわかった時に対処すればいいのです。不安なっても一喜一憂しないことです。
LINEの既読を頻繁にチェックして、再読み込みボタンを頻繁に押しても状況はかわりません。これは、相手の気持ちに振り回されていることと同じことです。相手の返信や既読が遅いことで不安になり、苦しくなっているだけなのです。
こういう人は、相手の否定的な感情や状況を想像しています。独りよがりに怒ったり喜んだりしているに過ぎないのです。このような時には放っておくのが一番です。LINEを相手に独り相撲をとっても勝ち目はありませんから。
尾藤 克之(コラムニスト・著述家)
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2年振りに22冊目の本を出版しました。
「読書を自分の武器にする技術」(WAVE出版)