そこで、根こそぎロックフィッシュを釣ってやろうと、誘いのパターンを変えてみる。さらにスローにリトリーブしてみると、一瞬テンションが抜けたのですかさずアワせるとヒット。何か分からないがよく引く。
こんなロックフィッシュは知らないぞ、とキャッチしたのは想定外のアジ。そうか!これが抜けアタリというやつか!
抜けアタリを初めて体験(提供:週刊つりニュース中部版APC・松田久史)
フォールで食わせて本命手中
タイドグラフを確認すると、潮が少し動き始めたタイミング。再びアジの活性が上がってきたようだ。だが同じパターンで数匹追加した後バイトが止まった。
ふと誰かが「アジはフォールで食わせる」と言っていたのを思い出したので、早速フォールの釣りを試してみる。リトリーブ、チョンチョンアクションの後、意識的にテンションフォールを入れる。
すると、一瞬の間の後ブルブルッとバイト。即アワセで狙い通りにヒットだ。これがフォールで食わせるというやつか。これで数匹追加でき、新しい釣り方の経験値を身に着けることができた。
フォールバイトを捉えて見事キャッチ(提供:週刊つりニュース中部版APC・松田久史)
セイゴとキビレをキャッチ
同じ場所での釣りも飽きてきたので、別の常夜灯へ移動する。ここは根掛かり多発地帯だが比較的流れがあり、セイゴが多いポイントだ。明暗も絡むので期待大。
正直に言えば、まだセイゴを釣っていないので釣りたかっただけ。しかし欲を出しすぎて狙いすぎたのか3連続根掛かり。リーダーを組み直すが、なぜか3連続で失敗。老眼も極致だ。
セイゴ(提供:週刊つりニュース中部版APC・松田久史)
気を取り直してどうにかキャスト。明暗の境目を狙って無事セイゴをキャッチ。そしてなぜかキビレもキャッチ。アジングの予定が五目釣りになったような気がしないでもないが、アジングの新しいパターンも経験でき良い釣行だった。
キビレもヒット(提供:週刊つりニュース中部版APC・松田久史)