ライトゲームのPEラインは0.3号もあれば、毎回潮抜きしていればまだ長いこと使えるが、エステルラインは突然使えなくなることがある。ライン強度が落ちて使えなくなる製品もあるが、よくやってしまいがちなのが、エステルライン特有のバックラッシュやモモリによる高切れだ。その場で50m切らなければならないこともある。こうなるとアジならばまだしも、大型ゲストが来たときにジ・エンド。
筆者は替えスプールにPEライン0.1号を巻いて常備し(これくらいならアジングにも使える)、さらにエステルラインも新品を1つは持っている。エステルは本当に気づくとスプール内で残り量が薄くなっているので、気づいたときには交換してやりたい。
必要なだけ買おう
ご存じのようにコロナと戦争が重なって物価は高騰した。どこもかしこも何もかも1割2割は上がっている。釣り具もおおむね値上がりした。そして、理解しておきたいのは、「一度値上がりしたら、そのあと値下げされることはまずない」ということだ。これは釣り具に限らず、ほぼすべてがそうである。
とはいえ、過剰な買い占めはNG。必要な分量を理解してストックしよう。
<井上海生/TSURINEWSライター>