この時、カラミ防止のためにあるストッパーとサルカンの間は最低でも使用するウキの長さは空けておくようにする。後はサルカンにいつものサビキをセットし、カゴを付ければ出来上がりだ。
だれでも手早く簡単に仕掛けができるので非常に効率も良いしとても便利だ。しかもアミを入れる時に手が汚れないように簡易スプーンも付いているのでありがたい。
当日の仕掛け(提供:週刊つりニュース西部版APC・成田義史)
本命アジゲット
いざ実釣開始。お願いだからウキが沈んでと願いながら投入すると、悠人のウキが沈んだ。残念ながら何も掛かってなかったがとりあえず何かがいるのは確かなので2人で黙々と投入する。
すると私に反応があり、上げてみるとキンギョ(ネンブツダイ)でがっかり。悠人にも反応があり、どうかなと見ていると何と小アジだ。サイズは12cmといったところだ。急いでスケルトンの水汲みバケツへ入れてひと安心。
私も同じところに投入するとウキがピコピコと動き、上げてみると同サイズの小アジだ。連チャンとはいかないがぽつぽつと釣れる状況。最低でも2人で30尾は頑張ろうとサオを振る。
本命ゲットに笑顔の筆者(提供:週刊つりニュース西部版APC・成田義史)
アジ連打で目標突破
途中、私に変わったアタリで多少重みのある引きがあり、なんだろうと思いながら釣り上げると小型のアラカブ。サイズ的にキープできないので優しくリリース。
アラカブのほか小サバも交じりだし頻繁にウキが沈む。楽しくはあるが小サバの場合、一度に2尾以上掛かると仕掛けが絡みやすくなり釣り上げた後が大変なのでやっかいだ。
正午になり、まったくアタリがなくなったので休憩。当初の予定である2人で30尾は超えているのでこのままアタリがなければ納竿にしようと思っていたら、再開直後から小アジと小サバの連打。小アジだけキープし、当初の予定をはるかに上回ることができた。
連掛けに成功した悠人さん(提供:週刊つりニュース西部版APC・成田義史)