時合いのようなので釣った魚を置いて仕掛けを落とすと、大西さんが3回目のヒット。私にアタリがないので早く巻いてと急かすが、動じることなく慎重だ。無事に上がったのは良型ワラサ。
大西さん開始早々ワラサ3連発(提供:週刊つりニュース中部版APC・溝川弘巳)
9kg超ブリ浮上
1匹でいいから掛かってくれと願いながら仕掛けを落とすと、ようやく私にアタリがきた!とにかく走らせないように強引に巻くが、引きが強く重労働。なんとか浮かせることに成功。釣れたのはワラサだった。
よくこんな魚を3匹も上げたなと思いながら仕掛けを落とすと連続ヒット。かなり締め気味のドラグが鳴りラインが出される。
今までのワラサとは違うような強烈な引きがサオを曲げている。とにかく巻けるときに巻き、ラインを出されると巻くの繰り返しだ。ドキドキしながらやり取りしていると、やがて浮いてきたのは9kgを超えるブリだった。初めてブリクラスを釣ったので、かなりうれしかった。
際どいやり取りの末に9kg超のブリを手中(提供:週刊つりニュース中部版APC・溝川弘巳)
青物の回遊は明け方まで
そこから何回かアタリがあったがバラしてしまい、夜明けを迎えた。
この時点で青物の気配がなくなったのでジギングに変更。手のひらサイズのカンパチを5匹ゲットした。
大西さんはオキアミの胴つき仕掛けでタマガシラを上げていた。
胴突き仕掛けでタマガシラ(提供:週刊つりニュース中部版APC・溝川弘巳)
いろいろな魚が釣れたので休憩。釣ったワラサを解体して刺し身にすると、脂が乗っていて今まで食べた中で一番に近い最高のおいしさだった。
釣った魚をカセでさばいてパクリ(提供:週刊つりニュース中部版APC・溝川弘巳)
最終釣果
午前10時すぎ、日照りが強く、かなり気温が上がってきたので、連絡を入れて迎えにきてもらい釣りを終了した。ワラサ4匹とブリ1匹と満足の結果だった。遅刻しなければ10匹は上がっていただろうと思うと残念だ。