入れ物は何でも良いが、運搬時には水は必要だ。ビニール袋やプラパッケージ、蓋付きバケツを持っていくと良いだろう。
100均の虫かごも使える(提供:TSURINEWSライター・川上克利)
エサの工夫も楽しんで
私が少年だった頃、エサは駄菓子屋のスルメをしゃぶり、味の抜けたものを使用していた。今は煮干しやソーセージキャベツ等であろうか?雑食なので思い付きで使って見るのも面白い。自由研究の材料になると思う。
見釣りの楽しさが味わえる
水中の物陰からザリガニが現れ、エサを掴んで食べ出したのを見てゆっくり糸を引く。後ろから網をあてがい取り込む。これが楽しい。大きさを目視しハサミの力も実感出来る。
何度かの取り逃がしの失敗でザリガニの性格を学び手に入れた時の喜びは大切な思い出になるはずである。
飼育観察で自由研究を
清潔な入れ物で飼い、水替えの必要性を学び脱皮時の共喰いの試練も経験することにとなるが、中々奥深い生き物である。
入れ物も工夫しないと、夜中逃げ出したザリガニが部屋の隅っこで干からびている姿を見る事となり、私も苦い経験をしたことがある。
かつては食用としてもポピュラーだった。ある日溜池で鮒釣りをしていてザリガニが釣れた事があるが、泥抜きをして茹でて食すという釣り人が持ち帰って行った。戦後のウシガエルの餌として日本に来たザリガニもある時貴重なタンパク源であったようだ。
(この記事はアメリカザリガニを記述させて頂いた。他種のザリガニは自然保護対象とされているのでご注意を願いたい。)
ザリガニを釣って楽しもう(提供:TSURINEWSライター・中山祐司)
<中山祐司/TSURINEWSライター>