ザリガニ、こんなに馴染みのある生物もいざ手に入れようとなるとペットショップに出向く事となりうる昨今。しかし、池や川を探して見ると、今でも生息しているのが確認できる。今回は、そんなザリガニを釣る方法を自由研究テーマにしてみては?と提案をしたいと思う。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・川上克利)
ザリガニが生息している場所探しとポイント
ザリガニは水田地帯の用水路に生育しているが、どこも側溝が完備され足場の良いところは少なくなってしまった。そこで家付近の公園の池やビオトープ等身近な場所を探してみよう。
ザリガニが居そうなポイント(提供:TSURINEWSライター・中山祐司)
立入禁止エリアもあるが、池の片隅流れ出しなどでザリガニ取りをしている少年たちもいるかもしれないので、まずは出掛けてみてほしい。都内の淡水で浅い水辺の公園があればかなり期待できる。なるべくマイナーな小さな公園が落ち着けると思う。
私の少年時代は石神井公園、善福寺公園、水元公園、多摩北山公園等各所でザリガニ釣りが楽しめた。
最近東大和市の野火止用水のビオトープでザリガニ取りの少年達に出会ったのは夏休みの夕方であった。スマホでお住まいの地域にあるザリガニスポットを検索すれば、たくさんあるはずである。
ザリガニ取りをしている少年たち(提供:TSURINEWSライター・中山祐司)
手作り仕掛けは家にあるものでOK
ザリガニ釣りの仕掛けは簡単に自作できる。裁縫箱の木綿糸、ビニール紐や凧糸、釣り糸等1m程の長さがあれば利用したい。
オモリが必要ならダブルクリップを結びエサを挟んで使うと良い。直接エサを縛って見るのもアタリが伝わって楽しい。釣場の状況で工夫してみて、その内容を研究結果にまとめてみよう。
竿は無くても良いのだが,竹ひご、割り箸、小枝、笹の茎があるとワイルドだ。習性上水面近くで逃げていくことが多いので、金魚ネットや魚取り網があると捕まえやすい。