黒坂岳央です。
現在、引っ越しを予定して候補地を吟味している。自分が独身なら東京都以外を検討することはまずないが、筆者の場合は子どもの教育もあったり、通勤の制約はないので地方になりそうである。
昨今、どこの自治体も移住者を諸手を上げて歓迎しており、「移住補助金」をはじめ「移住体験ツアー」「子育て支援プログラム」といった手厚いサポートを準備してくれていて驚かされる。
子育て世代の移住先候補として日本中を探し回った結果、おそらく多く子育て世代にとってのベストな移住先は「福岡県」ではないか?というのが筆者の見解だ。持論を述べたい。
理由1.コンパクトシティ
福岡県はコンパクトシティとして知られている。都心部は博多や天神に集中しており、なんといっても空港へのアクセスは抜群である。電車やバスなどの公共機関網も張り巡らされており、地方でありながら車を持たなくても困らない。それでいて、子供を遊ばせたり学ばせる機関も一箇所に集中していて何も困らない。
子どもの学習環境を検討した結果、神戸市、つくば市、流山市なども候補に上がったのだが、いずれも都心部へのアクセスにはかなりの時間がかかる。つくば市などは東京都内に移動するだけでつくばエクスプレスの快速でも45分、しかも到着駅は秋葉原駅なのでそこから新宿などに移動するとドア・トゥ・ドアで1時間を超えてしまう。
ところが福岡なら都心部から空港へも日本トップクラスのアクセスの良さであり、フライト時間も1時間30分ほどで関東に住む場合と都内へのアクセスはあまり変わらない。現在、自分は熊本県に住んでいるのだが、熊本空港は熊本市内から非常に遠く、また便数も少ないので不便を感じていた。同じ九州でも空港の利便性は比較にならない。仕事や旅行で頻繁に空港を使う筆者のような人にとって、これは非常に大きな差になる。