この大きさでそれなりの引きを楽しめるのだから、成魚ではどんな引きなのか…期待を込めて、こちらのセイゴの幼魚も水中におかえり頂きました。
小さなセイゴもかかった(提供:TSURINEWSライター・菅野裕基)
天気が悪くなり納竿
オキアミ餌でセイゴの幼魚が来るとは思いませんでしたが、デメリットもあり、餌持ちの悪さは否定できないのが本音です。ジャリメでもそうですが、デキハゼや他の魚にいたずらされると、まるで釣りにならないので注意が必要ですね。
その後はオキアミ餌に何の反応もなくなり、再びジャリメに切り替えて探ると、ようやくオスのテナガエビが釣れたところで、生暖かい風と西方向にはどんよりした曇り空、さらには遠くにゴロゴロと雷が鳴り始めたので、ここで納竿することに。
なんとか本命に出会えたので、来シーズンにも会えることを願いながら釣り場を後にしました。
オスのテナガエビをキャッチ(提供:TSURINEWSライター・菅野裕基)
テナガエビは美味しく食べられる
今回は食べる予定はなかったため、すべてリリースしてきましたが、食用の場合は泥抜きしてからの素揚げがシンプルで美味しいと私は思います。泥抜き方法は、釣れたらエアポンプ付きのバケツに入れて半日から1日ほど生かしておくと、臭みや汚れも抜けるのでよろしいかと思います。
これから秋にかけてテナガエビは終盤になり、数を釣るのは難しくなりますが、安価な道具立てで遊べるターゲットになりますので、チャレンジしてみてはいかがでしょうか?
<菅野裕基/TSURINEWSライター>