万力本体を付随のクランプで直接に机などへ固定もできますが、端材を使って万力を横向きに固定できる台座を作り、フックを作業性の良い位置にしました。簡単な工作気分で作り始め、室内仕様なので塗装も不要、簡単に短い作業時間で完成して、なかなか上々です。
材料さえあれば簡単に作れ、万力を都合の良い高さで横向きに固定できる、フライ用のタイイングバイスの武骨なごつい版ができあがりました。台座を作らなくても縦置きで机に固定すれば、万力だけでも使えますが、作業位置が低いのが難点です。
使い勝手はなかなか良くかなりご機嫌
アシストフックの根巻なら手で持ってできると言う向きもありますが、結ぶのとは違い、作業で両手が使えます。フックを持てば、左手はフックを固定するためになりますが、両手が自由に使えるメリットは大きいです。
根巻糸は、強度を出すためにもフックとライン(組糸)に、大きいフックを固定するために締めこむように巻くので、それなりに力が加わります。
そんな作業でも、万力と言うくらいにがっちりとフックを固定してくれ、がたつきが出ないので、作業はスムーズにできます。瞬間接着剤を塗り込む作業でも、手が離れているので安心な作業ができます。
#1のミノー用から#6のごついジグ用まで、サイズを問わず固定できるので、こんな低コストで作ったものとしては、かなりのコストパフォーマンスです。便利なものを作ったと思います。
フックは、消耗品ですからある程度の在庫が必要ですが、作業時間の短縮ができ、随分と重宝しています。もちろん、自作による低コスト化も実現しながら時間短縮しました。
自作したメリット
何と言っても一番は、自分の考えたようなラインの長さのアシストフックを作成しやすくなったこと、これは大きいです。ミノー用ジグ用ともに市販されていないようなものを手軽に作成できるのは、便利な手軽な機材です。改めて、作成したフックはご紹介します。