結果、ブルーギルはなんでも食べる、ブラックバスは辛いものでも釣れる、鯉は甘い餌を好むことがわかりました。

このように、魚の味覚をテーマにした釣りも、釣りの奥深さを感じる楽しみ方の1つです。

「釣りの楽しみ方は自由でOK!」普通の釣りに飽きたら実験やジオラマ作りはいかが?味の違いで釣れ具合が変わる?(提供:TSURINEWSライター・あつ)

天気と釣れ方の違いを楽しむ

魚は、「天気や時間帯で魚の活性が異なる」と良く言われますが、実際にデータを取ってみるのも面白い釣りの楽しみ方の1つです。

私は子供の頃、夏休みを利用して2週間ほど天白川中流域にある竹藪に囲まれた淵で釣れっぷりの違いを一定のルールを設けて検証したことがあります。釣りの時間帯は午後1時半から2時間とし、毎日同じスタイルで釣りを行いました。

「釣りの楽しみ方は自由でOK!」普通の釣りに飽きたら実験やジオラマ作りはいかが?タックル図(提供:TSURINEWSライター・小林義典)

検証の結果

曇りの日には、曇り空の下、竹藪の中で釣りをすると、カワムツやオイカワなど、さまざまな魚が釣れました。魚が活発に餌を求めることが多く、釣果が期待できると感じました。

雨の日は、雨が降ることで川が濁り、餌を探しやすくなるのか、普段よりも多くの魚を釣れた日が多かったです。釣り場が幻想的な雰囲気に包まれ、魚の動きも活発になることが多い印象を受けました。

晴れの日は、数釣りができる日もあれば、結果が振るわない日もありまちまちの結果になりました。浮きの深さや餌の種類を調整することで釣果を上げる工夫が求められます。逆に水が澄みすぎて魚が警戒心を持ちやすくなるのかもしれないですね。

夕方の時間帯は、特に魚の活性が高まる時間帯で、短時間でも多くの魚を釣ることができるチャンスです。実際に実験を行った際もいつもより短時間で多くの魚を掛けることができ、魚の活性が高いことを実感しました。

「釣りの楽しみ方は自由でOK!」普通の釣りに飽きたら実験やジオラマ作りはいかが?夕マヅメは良く釣れる(提供:TSURINEWSライター・なおぱぱ)

台風一過で実験終了

実験を進めていく中で台風が接近した日がありました。荒天のため、その日の釣りは中止し、台風が過ぎ去るのを待ちました。