この収納方法のメリットは、すぐにルアーを取り出せることだけではありません。ルアーの種類ごとに仕切り付きケースを用意しておけば、どこにどのルアーがあるかが視覚的に分かりやすく、ルアーの入れ替え自体も楽になります。新しくおろしたルアーを、ベテランルアーがひしめく深型ケースに入れるのは少々かわいそうな気がします。

デメリット
筆者がこの収納方法を好むためか、デメリットは多少収納力が落ちることくらいではないでしょうか。リバーシブルケースでも厚さは深型ケースの半分程度ですので、ベストの一つのポケットに余裕で2ケース収納できます。もはや収納力に大きな差はないのではないでしょうか?
ルアーを綺麗なままでいつまでも
筆者は絶対にガチャガチャ入れはしません。上述の理由から、今は絶対に乱雑なルアー収納はしません。綺麗なルアーで釣りをすることは、気持ちが良いものです。ぜひ、ルアー1個に1つの部屋を与えてあげてください。
そんな筆者も、初心者の頃は一つのケースにガチャガチャとルアーを入れていました。当時はリバーシブルケースも多少はありましたが、種類が豊富ではなかったように思います。あの頃、ガチャガチャした時間を省けたら、もう5匹くらいは魚を釣ることができたかもしれません。それくらい、時間は大切です。
ルアーやフックの寿命が延びる
先ほどのメリットに加えて、仕切り付きのルアーケースを使えば、ルアー本体やフックの寿命も延びます。
ガチャガチャとルアーを収納すると、フックがケース内でぶつかり合って針先が鈍り、ルアーのボディも傷つきます。傷だらけのルアーはさらに水中で塗装が剥げ、使って1ヶ月でベテランのような味が出てしまいます。長い目で見れば、浸水や動きに影響が出ることにもつながります。
ぜひ、仕切り付きルアーケースを採用してみてください。
