岸際を狙ってキャストして、少しずつ手前に引いていく。海釣りでいうとロックフィッシュに近い釣り方です。ゴツゴツと根がかりもしやすく、だからこそ、大きなバスも潜んでいそうです。

十二連島の岸際を、ペダルを止めて操船レバーだけで横に流しながら、静かに、丁寧に探っていきます。今にも大物が掛かりそうな雰囲気がプンプンして、モチベーションが上がります。

鳥居周辺が本命ポイント

ドキドキしながら少しずつ先へと進み、遂に経島付近に到着しました。間近で見る赤い鳥居はさらに神々しい雰囲気です。この鳥居付近では、良型のバスの釣果が結構上がっているそうで、大本命のポイント。

【足漕ぎカヤックでブラックバスが連発!】日本百景「一碧湖」で贅沢な釣り休日を満喫パワースポットの経島と朱い鳥居(提供:TSURINEWSライター・白井亜美)

ポッパーで水面を狙う

先に周辺を探っていたバッキーちゃんが、鳥居の横に沈んでいる木のあたりでバスが水面に出た!と教えてくれたので、試しにポッパー(スキッターポップエリート75)を投げてみることに。

周りではトンボなども飛んでいたので、岸際にポッパーを置き、シュパッシュパッと水を切るようにして、水面に落ちた虫が逃げ惑うようなイメージで引いてみるも、そう簡単には出てくれません。

ただ、何投かしているうちに、よーく見ると子バスが2、3匹ポッパーを追いかけてきたので、水面を意識しているようです。

ワームで子バスを追加

そこで、私はタックルを午前中のライトタックルに持ち替え、今度はノーシンカーでワームを落としてみました。すると……フワフワとしたフォール中にラインが横に走ります。残り僅かな時間で、何匹か子バスを追加することができました!

【足漕ぎカヤックでブラックバスが連発!】日本百景「一碧湖」で贅沢な釣り休日を満喫様々なパターンでヒット(提供:TSURINEWSライター・白井亜美)

同じバスでもちょっとした変化で釣れ方も変わり、面白い!バッキーちゃんは最後まで良型を狙い切り、トップで1発バイトが出せたそうです。

カヤックが本当に快適すぎて全然疲れなかったので、まだまだ釣りを続けたい!夕マヅメのチャンスもありそうで、良型の可能性は十分にありましたが……残念ながらここでタイムアップ。

【足漕ぎカヤックでブラックバスが連発!】日本百景「一碧湖」で贅沢な釣り休日を満喫バスがダブルヒット!(提供:TSURINEWSライター・白井亜美)

一碧湖はアタリが多い