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2024/08/30
【ライブレポート】『SING/シング』象のミーナ役でも知られる歌姫トリー・ケリーが初の日本公演! 圧倒的歌声と特別なファンサービスで会場を魅了[セットリスト有]
さらに「Should’ve Been Us」「Nobody Love」でも会場とのコール&レスポンス、合唱を楽しんだトリーは、会場に掲げられたメッセージ(「トリー、ついに日本で歌いに来てくれたね、ありがとう!」など)を嬉しそうに読み上げ、最新アルバムの楽曲「spruce」へ。LE SSERAFIMのチェウォンとのコラボ楽曲であるこの楽曲は独特の浮遊感のある軽快なナンバー。可愛らしい振付に会場からも「可愛い…」と声が上がる。
「みんな気分良さそうね!私も最高の気分だよ」と楽しそうなトリーが続いて披露したのは、空気がガラっとビターに変わる「cut」。さらにはアップテンポな「diamonds」からしっとり「Don’t Take Me Home」へシフトし、楽曲の振り幅を見せつけた。
弾き語りやアカペラで強調される圧倒的な美声
さらに「一緒に歌おう」と会場に呼びかけ、ギター弾き語りスタイルで歌い出したのは「Dear No One」。メドレーのように「Unbreakable Smile」も続き、しっとり会場に浸透する歌声の美しさに会場はため息混じりに浸っていた。
そしてそのまま弾き語りスタイルで“リクエスト・コーナー”が開始。会場から声が上がったリクエストにその場で応え、トリーは「Paper Hearts」を披露した。さらにトリーは「アジア公演ラストの日だから、もう一曲」と特別に追加リクエストを募り、会場は大喜び。
会場から大声でリクエストされたのはアルバム『Unbreakable Smile』のデラックス版CDに収録されたボーナス・トラック「Personal」だったが、「歌詞がうろ覚えだなあ…」と苦笑しながらトリーが同曲の一部を歌うと、リクエストしたファンが見事な歌声で応え、トリーの差し出したマイクに向かって歌い上げて見せた。ファンの熱意と愛にトリーも「こんなの初めてだよ」と笑顔を見せる。
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