「昔とは違う?」釣り場に潜む危険ベスト3 環境変化に伴う新たな脅威を紹介 地球温暖化による気候変動、ウィルスやそれを媒介する生物の出現など、現代は昔と違って何をするにも"命懸け"だ。もちろんそれは釣りでも同じで、知識がないと思わぬ辛い目に合ってしまう。そこで、これからも長く安全に釣りを続けるためにも、現代版の釣り場の危険をここに紹介しよう。知ってる人も知らない人もぜひ考えてほしい。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)
夏の釣り場に潜む危険ベスト3
それではさっそく夏の釣り場に潜む危険を3つ紹介するが、危険はこれだけではない。あくまで代表的なものだということを覚えておいてほしい。
BEST1:マダニ
やはりこれが1番怖いと思うのは筆者だけではないだろう。これに刺されると何が怖いかといえば、感染症だ。その中でも特別なのは、SFTS(重症熱性血小板減少症候群)だ。刺されて6日から2週間程度の潜伏期間があって発症するとされている。
こんな藪には長ズボンで入ろう(提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)
主な症状は、発熱や下痢、腹痛、嘔吐などの消化器の異常が主で、最悪は死亡例もある。全てのマダニがこのウィルスを持っているわけではないが、他の感染症の危険もあるので、刺されたら自分で対処せずにすぐに病院へ行こう。ヘタに潰したり引き抜くと、マダニの口が皮膚に残って化膿してしまうので絶対にやってはならない。
対策
釣り場で草むらや自然豊かなポイントへ入る場合、どんなに暑くても長袖長ズボンは必須だ。
100円ショップの虫除け(提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)
その他、蚊取り線香やハーブやミント系の虫除けを服だけでなく、周りの草むらなどに吹付けるのも有効だ。これらの虫除けは天然成分で環境にも優しく、かなり効果がある。今や100円ショップでも手に入るのでおすすめだ。
蚊取り線香は万能(提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)