処理費用として、高いものは「5千円程」かかる場合もあります。個人負担をする必要はないので、安心してご連絡をお願いします。

準備するもの

処理場所に適した指定袋3種類(「資源ゴミ」、「可燃ゴミ」、「不燃ゴミ」など)、ゴミ拾い用のトング、軍手

取り扱い注意なゴミ

ここからは、取り扱いに注意が必要なゴミについて説明していきます。

ペットボトル

「飲み残し」の入ったままのペットボトルは、取り扱いに注意が必要です。感染症の観点からも無理に資源ゴミにせず、可燃ゴミとしましょう。

また、日光に当たり変色したペットボトルは、変質しているため、リサイクルの対象から外れてしまいます。

「釣り針」の付いた釣り糸とそのパッケージ

「釣り針付きの釣り糸」は、針が「鉄製」のため、針先を切って「不燃ゴミ」として処理するイメージが強いと思います。

しかし「不燃ゴミ」として処理する場合、廃棄物を処理する作業者が「怪我」をしてしまう恐れもあるため、処理方法は確認が必要です。

焼却炉施設を有する地域の場合は、「釣り針付きの釣り糸」はそのまま「可燃ゴミ」として受け入れたりもします。

熊本県の阿蘇では、「可燃ゴミ」はエネルギー循環の観点から「固形燃料」へリサイクルするため、釣り針は危険のない状態にして「不燃ゴミ」として廃棄するなど、地域で細かなルールがありますので、注意が必要です。

釣り好きに一度はやって欲しい自由研究テーマ:堤防でポイ捨てされているゴミを調査放置されてしまった釣り糸(提供:TSURINEWSライター・松永一幸)

釣りのマナーを学ぶことにつながる

コロナ禍の影響で、「釣り人口」が大幅に増加したことから、「釣り場マナー」も浸透しないまま、環境だけが犠牲になった印象です。

しかし、「ゴミの放置」をクローズアップした夏休みの自由研究は、そうした事実に大きな訴えかけになると思います。難しいテーマですが、ぜひ取り組んでみてほしいと思います。

釣り好きに一度はやって欲しい自由研究テーマ:堤防でポイ捨てされているゴミを調査釣りを楽しんだ後は後片付けをしよう(提供:TSURINEWSライター・松永一幸)