堤防に落ちている「ゴミ」は、必ず拾って片付けると決めていますが、拾ったゴミを観察すると、「色んなジャンル」のゴミがあり、よく目にする「可燃ゴミ」から「特別な処理が必要なゴミ」まで多種多様に放置されています。そこで今回は、「捨てられているゴミ」を採取して、「数の多いもの」をジャンルと品名でランキングした結果をまとめ、「なぜ捨ててしまうのか?」と動機や理由も考察した自由研究のテーマを提案したいと思います。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・松永一幸)
清掃活動する場所の選出
「ファミリーフィッシングに最適と紹介されている漁港」や「フェリー乗り場があり、利用者が多いと予想される港」を活動場所として選出します。
また、比較として利用者が限定される「漁港」も加えると結果が異なり、研究内容が充実するのでおすすめです。
採取したゴミの分別
採取したゴミは、そのまま袋に入れず、分別を行います。ランキングの結果に「資源ゴミ」、「不燃ゴミ」、「可燃ゴミ」と表記することで、環境負荷の大きさや、捨てるゴミの傾向が見えてくるため、「分別」は大切です。
ゴミの処理方法の確認
持ち帰る場合は、自身の住む地域の処理方法に準じた「指定袋」に入れて収集日に出すと良いのですが、実施した地域の処理施設に廃棄をお願いする場合は、事前に処理方法を確認する必要があります。
数の多い順にランキング
採取したゴミを「数の多い順に」ランキングし、「ベスト5」を作成し、「特別な処理が必要なゴミ」は番外編として特記し、研究資料に明記するとインパクトが強くなるのでおすすめです。
特別な処理の必要なゴミ
テレビ、冷蔵庫、洗濯機、エアコン(室外機含む)は「家電四品目」と呼ばれ、「リサイクル券」の購入が必要となり、処理できる施設も限定されます。
万が一採取した場合(破損した部品の一部でも)は、地域の町・村役場、市役所へ連絡をして、「不法投棄」として受け渡しを依頼します。