メタルに切り替えた自分は、20mで釣れたとの事なので、少しキャストし、20mまで糸を出し、そこから出ているPEラインを止めテンションフォールでアプローチします。すると、ガツガツと魚の様なアタリに即、合わせを入れます。魚の様なアタリは、アオリイカでも経験はありますが、イカ独特の引きがないです。

【これでも渋い?】イカメタル釣行で大型交じりにアカイカが連発(金沢・双雄丸)ダブルでキャッチ(提供:TSURINEWSライター荒木清)

すると「ん?」全然引きませんが、5mでギュンッと引き、少し重さはあります。Zさんになんか違うものが釣れた!?イカ?と話すと、上がってきたのは、なんと良型アカイカ。しかもダブルです。自分も、まだまだだなと……思った次第です(笑)。

HITしたイカが何者かに奪われる

コンスタントにアカイカを釣る中に、同船したお客さんが何者かに邪魔をされたとのことです。「怖いなぁ~」と思っていると、Zさん「凄い引きだけど……魚???」と話します。見ると、、イカじゃない竿の曲がりに、グラップラーのドラグが「ギュ~ッ」となり、糸が出されます。

【これでも渋い?】イカメタル釣行で大型交じりにアカイカが連発(金沢・双雄丸)何者かにイカを取られた瞬間(提供:TSURINEWSライター荒木清)

慎重にやり取りをと話したその時……、竿が弛み、「あぁ~……」とZさん。上げてくると、イカの目から上が全部無くなっています。お客さんがそれを見て「真鯛か青物だね」と話します。話をきくと、たまに真鯛が釣れるみたいで、メタルやドロッパーを丸呑みするらしく、聞いた自分もZさんもビックリしたしだいです。

小刻みのワンピッチでアタリが集中

小刻みのワンピッチで誘うことが好きな自分は、メタルに変えてから、ずっとこの釣りでアプローチをかけます。この釣りは、活性の高いイカに効果があり、シャクリの後のステイで、即、反応が出るのが特徴です。イカの棚を探る際や、集中的に活性の高いイカのみを狙う際に使用します。

3~5回シャクリをいれステイ。すると竿先に色々なアタリが出ます。アタリ方は、グっと竿先が持っていかれたり、竿先がプンッと弾かれたり、ガサガサと竿先が震えるアタリ方などがあります。今回は全部のアタリ方が出たのですが、フォールでのアタリもあったので、多少は活性が高かったと自分は思います。

【これでも渋い?】イカメタル釣行で大型交じりにアカイカが連発(金沢・双雄丸)付いてきたアカイカ(提供:TSURINEWSライター荒木清)