「イカやタコは凄く目が良いが色の識別ができない」という点と「獲物の捕まえ方(獲物を見つけてから口に入れるまで)」については、特に筆者は釣り人として大いに参考となった。前者は釣りに使うエギやプラヅノ等のカラーは然程気にしなくて良い!?と考えられたし、後者は水中でのイメージが湧いてきて釣果アップが期待できそうだと思えたからだ。
えもののつかまえ方(提供:TSURINEWSライター藤倉聡)
アンケートも実施
さらに、図書館の冊子の内容だけでは彼の探求心は満たされないようで、自由研究の最後に「イカとタコどちらが好き」というアンケートを作成して、自分の家族を始め、学校の友人家族など41人から回答を得た。アンケートの内容は大きく2つに分けてNo.1は生きている状態で「Q1イカとタコどちらが好きか?」「Q2 Q1で選んだ方の好きな種類は?」について回答してもらった。
アンケートも実施(提供:TSURINEWSライター藤倉聡)
アンケートのNo.2はお料理編として「Q1 イカとタコどちらが好きか(食べ物として)?」「Q2 Q1で選んだ方の1番好きな料理は?」と質問してみた。
イカ料理orタコ料理?(提供:TSURINEWSライター藤倉聡)
アンケートのまとめとして、NO.1とNo.2のQ1の回答がどちらも同数となったので、詳細ついても表にした(No.1とNo.2のQ1で異なる回答の方もいた為)。
アンケートの結果(提供:TSURINEWSライター藤倉聡)
ちなみに彼は研究すればするほど、イカとタコの両方ともますます好きになりアンケートには答えられなくなってしまったようだ。
水族館で観察
最後に、自分自身の研究結果を確認しに「品川水族館」へイカ・タコを観察しに行き、研究したことを直接確認できたことに大変満足していた。後日、筆者が釣ってきたマダコを興味津々で見ている姿はまるで学者のようでもあった。