ランガンを続け、ほぼ最下流まで歩いてきた。ここまでペンシル、ミノー、ポッパーもダメだった。アクションを変えてはみるが、ドックウォーク、ただ巻き、ストップ&ゴー、全てダメだった。但しデッドスローで少し追ってくる事があった。デッドスローでならば、ということで普段メインになることにないスイッシャーを使ってみることに。
Megabassのnadar.から出ているSETTER(7cm)を対岸のシャロー帯からデッドスローで引いてみる。すると1尾追ってきてくれた!再度同じコースをペラも回らないくらいデッドスローに引いてみる。
釣れたチヌ(提供:TSURINEWSライター野口昭伸)
するとトップチニングとは思えないくらい弱い吸い込みで食った!咥えただけで全く持って行かないのでこちらからフッキング、無事ヒットに持ち込んだ。そうして上がったのは40cm超えのチヌ。案の定リアフックだけしか掛かっていなかった。まだまだやれそうな雰囲気があったが、暑さのせいもあり、これが最後だった。
地形変化で定石パターンが変化
災害前はペンシルで、強めドックウォークアクションでOKだった。今回はシャロー帯をデッドスローで引いてようやく1尾だった。久々に訪れてみると地形が変化し、流れのスピードまでもが変わっていた。その為、ゆっくり誘いたいのに流心に入るとすぐ流されてしまう。これを回避するためにシャロー帯で流れが遅いところへキャストしゆっくりと長めにアピールしてみたのだった。
底には砂泥に混じって石も(提供:TSURINEWSライター野口昭伸)
無事1尾を釣ることができたものの、今回は再現性のあるパターンを見つけたわけではなかった。今月は何度か通ってパターンを固めてみようと思った、とある夏の1日だった。
<野口昭伸/TSURINEWSライター>