「みんなが僕について言いたがるのは、“僕が常に自分自身のあるバージョンを演じている”ってことだ」とクルーニーは、自身の見られ方を分析。「でも僕は『まあいいや。『オー・ブラザー!』(’00)も『フィクサー』(’07)にも出ている人なんてあまりいないだろう』って思っているよ」と自身の役の幅の広さに満足している様子。
さらにクルーニーは続けて「その(成功の)理由の一部は、僕が出演した多くのジャンル映画が成功しなかったからだと思うんだ。だって、アクション映画で大成功しなかった人に、誰もアクション映画への出演を頼まないだろう。そして、それはすべてのジャンルにおいて言えることなんだ。だから、僕が巨大な成功を収めなかったことが、他のことをやったり新しいことに挑戦したりできた理由だと思う」と、特定のジャンルで大ヒットしなかった分、さまざまな分野に挑戦できたと持論を述べていた。