直近10試合で挙げた白星がわずかに1つと苦しむ名古屋グランパスは東京ヴェルディと対戦。ゲーム序盤に挙げたゴールを守り切り1-0で3試合ぶりの勝利を収めた。そんな接戦での勝利の原動力となったのがDF三國ケネディエブスだ。危険なエリアに侵入される場面もあったが、果敢なタックルで防ぎ続け第15節以来となる無失点勝利に大きく貢献した。


広瀬陸斗 写真:Getty Images

DF:広瀬陸斗(ヴィッセル神戸)

直近は3戦未勝利と思うように勝ち点を積み上げられないヴィッセル神戸は横浜F・マリノスと対戦。昨年優勝争いを演じたクラブ同士の一戦を2-1と制して、首位との勝ち点差を5まで詰めることに成功している。前半のうちに互いに1ゴールを挙げた今節、大きな2点目を神戸にもたらす働きを見せたのがDF広瀬陸斗だ。後半も半ばに入った時間帯、背後を突くスルーパスでFW武藤嘉紀の逆転ゴールをアシスト。チームに勝利を呼び込んだ。

  • 最終スコア:2-1
  • 前節からの順位変動:神戸(5位→5位)、横浜FM(9位→9位)

トルガイ・アルスラン 写真:Getty Images

MF:トルガイ・アルスラン(サンフレッチェ広島)

3連勝で波に乗るサンフレッチェ広島は今節、ホームでセレッソ大阪との上位対決に臨んだ。互いに譲らずスコアレスの時間が続く中、ゲームを動かしたのは今夏広島に加入した期待の新戦力の1人MFトルガイ・アルスランだった。後半途中に投入されると、ゲーム終盤立て続けに2ゴールをマーク。チームに勝利をもたらした。

  • 最終スコア:2-0
  • 前節からの順位変動:広島(4位→3位)、C大阪(6位→6位)
宮本英治 写真:Getty Images

MF:宮本英治(アルビレックス新潟)

前節は終了間際に痛恨の失点で勝ち点3を逃したアルビレックス新潟。第26節はホームで京都サンガを迎え撃った。2-0と無失点勝利を飾った今節、MF宮本英治は攻守で存在感を放った。中盤での冷静なボール捌きはもちろん、前線でのボール奪取やチャンスと見るやサイドの深い位置まで出ていき攻撃に厚みをもたらすなど躍動。チームに2試合ぶりの勝利をもたらす原動力となった。

  • 最終スコア:2-0
  • 前節からの順位変動:新潟(14位→14位)、京都(16位→18位)

池田昌生 写真:Getty Images

MF:池田昌生(湘南ベルマーレ)