今回のテーマを自由研究の題材にするにあたって、注意してほしい点を紹介しよう。
丸写しにならないように
先述したように、今は図鑑やネット記事で多くの情報が手に入る時代。今あなたが読んでくれている、この記事もそうだ。それだけに、読んだことをそのまま丸写しにすることは避けよう。読んだ情報を細かく分析しつつ、時折自分自身が感じた事や疑問、それについての考察も書いていくのがオススメだ。是非、「自分の言葉」として表現してみてほしい。
絵をふんだんに使いたい
写真を掲載するのもいいが、魚の口を比べている絵や、口に合わせた釣り針の形状や特徴を絵で表現するとより分かりやすくなるはず。自分が感じる「ココが面白い」といった点や、「ココが特徴的だ」と思う説明書きも書き加えておこう。
鋭い歯に注意!
今回紹介する魚の中でも、タチウオやカマス、ダツは大変歯が鋭い。うっかり口周辺を触ると大けがに繋がるので、生きているうちは絶対に口周辺を触らないでほしい。また、死んだ後でも、歯に触れる際は軍手をする・直接触らないなどの対策を行ってほしい。
鋭い歯に注意!(提供:TSURINEWSライター荻野祐樹)
魚の口って面白い!
今回は「口が長い魚」に注目して書いてみたのだが、この他にも「おちょぼ口」であるカワハギの仲間や、「硬くて強靭な歯」を持つイシダイ・イシガキダイ・コブダイ等の魚、「たらこ唇」のカレイの仲間、「口が飛び出す」マトウダイなど、口が面白い魚はまだまだ沢山存在する。この夏は是非、「魚の口」に注目して、自由研究を頑張ってみてほしい。
<荻野祐樹/TSURINEWSライター>