日本人は、太古の昔から釣りを楽しんできた。その結果、多種多様な魚の口の形状に合わせた針や釣り方が各地に存在する。研究のネタとして、釣りの対象魚に合わせた「釣り針」に注目してみると面白いはずだ。

エサに注目してみる

これらの魚たちが、「普段どんな餌を食べているのか」「どのような食べ方をしているのか」といった事に注目してみると、何故こんな口の形状なのかという答えが見えてくるはずだ。特にカジキは実に面白い生態(口の使い方)をしているので、是非調べてみてほしい。

体も長い?

口が突出している魚は、シルエット全体も総じて細長い。こういった理由を調べてみても面白いはずだ。

実際に調べてみよう

では、口の長い魚達について、実際に調べるにはどうしたらいいのだろうか。ここでは、著者が考える方法を紹介しよう。

水族館へ

大型の水族館であれば、カマスやサヨリ、タチウオを展示している場所もある。ダツがいる水族館もあるだろう。生きたカジキを展示している場所はおそらく無いが、骨格標本や生態を紹介している水族館ならあるかもしれない。是非、夏休み中に足を運んでみてほしい。

サカナ好きにオススメの夏休み自由研究テーマ:口が長いサカナの不思議を調べてみよう家族で水族館へ行こう(提供:TSURINEWSライター荻野祐樹)

YouTubeを活用

YouTubeの映像の中には、カジキが狩りをしている動画や、魚の捕食シーンに着目した動画も多数存在するので、実際に視聴してみるのがいいだろう。

ネット記事や図書館

詳しい図鑑であれば、体の特徴や理由を詳しく説明しているし、ネット記事でもこれらの情報は容易に手に入る。図書館に行って様々な図鑑を見てみたり、ネットでも色々と調べてみよう。

釣ってみる

流石にカジキは現実的ではないが、タチウオやカマス、サヨリなら堤防からでも十分に狙えるし、ダツがヒットするポイントもあるはず。生きている姿をその目で確認して、よく観察してみてほしい。

サカナ好きにオススメの夏休み自由研究テーマ:口が長いサカナの不思議を調べてみようカマスは手軽に釣れるターゲット(提供:TSURINEWSライター荻野祐樹)

自由研究材料としての注意点