因みに仕掛けは上にカゴをつける胴突きタイプ。釣れるアジは、エサにするにはもったいない良型も掛かるので、ハリス1.5号以上が基本。色はオーソドックスな白もしくはピンクで良いのですが、この日はややピンク(特にアジ)に分があり。勿論、日によっては逆のパターンもあるので、2種類持ち込むと万全です。(因みに船宿で売っているものはハゲ皮白)
船は15分程走り、小名浜沖低近くでスローダウン。気づけば、目の前にはルアーマンなら投げたくてウズウズしそうなナブラが立っていました。すかさずまきエサを詰めた仕掛けを投入すると、ナブラは瞬く間に船に接岸し、イワシが入れ食い!船長「サバも混じるから捨てないで、サバの方がアジよりいいから」とアナウンス。
よく見ると、大きめのイワシと思われた魚はサバで、全体の半分まではいかないものの、高確率で混じっていることに気づく。こうなると、もう手返し重視、祭ったら即交換。魚は表層にいるので、まきエサはカゴに詰めずに直接撒き、ほぼリールを使わずに釣ります。
やがてナブラはなくなってしまうも、今度は底にアジらしき反応が出てきた模様。サバ程は釣れませんが、船中ポツポツとアジが上がりだす。群れには25cmオーバーも混じっているようで、ハリス切れが多発。筆者は20cm前後を2匹確保し、根掛りで仕掛けをロストした所で自主終了。小サバ25匹位、アジ2匹と十分な数の確保に成功しました。
同行者に7.2kg大型ヒラメ!
船は更に30分程北に向けて走り、スローダウン。船長の合図で第1投となりました。前日はモンスターこそ混じらなかったものの、5kg前後がたくさん釣れたポイントとのこと。否応にも期待が膨らみます。
そしてその期待通り船中の竿が次々に曲がりだし、筆者の竿も前アタリ約3秒の後に突っ込む。ドラグきかせて何とか寄せるも、大きな魚影が見えてきた所でひと暴れ。残念ながら最初の一尾はバラシてしまいました。その直後、今度は隣で置き竿にしていた同行者の竿が一瞬で弓なりに。慌ててキーパーから竿を外して、たまにズルズルとドラグをきかしながら巻いていきます。