沖釣り愛好家の筆者が息子と一緒に取り組んだ夏休みの自由研究テーマを紹介。色んな魚の「鯛の鯛」を集めてみました。釣り好き親子にピッタリのテーマです。
(アイキャッチ画像提供:PhotoAC)
きっかけ
今から十数年前の事、息子の夏休みの自由研究のために昆虫採集かなとゲンジ(クワガタ)捕りに出かけたのだが、カブトムシしか捕れずに厳しいので再考。夕飯時、息子がカマの塩焼きからキレイに「鯛の鯛」を取り出し、自慢げに見せて来た時に閃いた。
「鯛の鯛」でええやん!色んな魚を釣って、その魚のタイを採集したら自由研究になるのとちゃうのと……。息子は理解できてなくてポカンとしてましたけど……。
魚採集で「鯛の鯛」
「鯛の鯛」とは、魚の胸ビレ辺りにある骨で魚の形をしている。釣りをする人なら確実に知っているでしょう。魚の姿かたちが違うように「鯛の鯛」の形も違います。
釣ってきた魚を紹介して、その魚から採集した「鯛の鯛」を紹介すれば、姿かたちの違う骨が並び自由研究っぽくなるだろう。魚の紹介は、目(もく)・科(か)・属(ぞく)を紹介すれば学術っぽいかな。釣った地域や釣り方も紹介すると日記の要素も……。アイデアはどんどんと広がった。もはや息子より私がやりたいぐらいだった。
釣り好きの親子で楽しめる
やっぱり買った魚ではなくて釣ってきた魚でやりたいと予定を組む。なるべく多くの魚を釣りたいと波止場やボート、イカダと予定を組んだのを記憶している。息子は、単純に釣に行けるからと喜んでいたように記憶しています。
ターゲットは、鯛とグレ、チヌは入れたい。アジ、サバやキスなど有名な魚も入れたいと思った。今思えば、フグとかカレイなど姿が全く異なる魚を入れるべきでしたね。
作成方法
魚を釣ってきたら、焼くか煮るかしてきれいに「鯛の鯛」を取り出し、骨を乾燥させてから箱に木工ボンドで固着させた。「鯛の鯛」は、肩甲骨と烏口骨のパーツで出来ているので、丁寧にやらないと分割してしまいますよ。魚本体を塩焼きや煮付けで(息子が)食べて骨を取り出していましたが、骨が茶色に色付いてしまったので、キレイに取り出そう思うならマース煮が良いのではないでしょうか。