東端に寄るほど浅くなり運転席側ほど深い。現在の水位だと運転席で竿11尺、東端で竿7尺でも底には届かないだろう。そのためチョウチン、浅ダナと一日で釣り分ける人も多い。
桟橋はコンクリート製でほぼ平坦。スノコでも釣りは可能だが、一部傾斜があるので釣り台があると便利だろう。
埋め立て地
公衆トイレと駐車場が近いが野地エリアなので釣り台は必携。長竿を出せばこの池の最深部付近を狙えるものの、この時期に長竿を使う人は少ない。
東屋桟橋
午後から日陰になるエリア。新幹線桟橋や埋め立て地のサブ的要素が強く人気はあまりないが、この時期だけは午後の暑さをしのげるので平日でも数人の釣り人を見かける。土日などの混雑時は、さらに多くの釣り人が入るだろう。
新桟橋
こう言っては何だが過去取材中に釣り人の姿を見かけたことがない。常連もあまり入らないので、釣れているのかどうかも不明。
飛び込み台
1~2人乗りの既設桟橋。水面からあまりにも距離があるため、常連が皮肉を込めて飛び込み台と呼ぶようになった。とにかく座面が高いので何をするにも不都合だが、造りだけは立派にできている。台には乗らず台と台の間の野地から竿を出す人のほうが多いほど。この桟橋が日の目を見る日は来るのだろうか。
扇桟橋
常連が売店前と呼ぶ扇状に開いた桟橋だが、一部傾きがあるので釣り台などで水平の調整が必要だろう。新幹線桟橋の次に人気だが、この時期は太陽が正面になるので暑い。午前中のいっときをしのげばパラソルで直射日光を遮れる。
釣り方とエサ
先日、竿を出した感じでは圧倒的に宙釣り有利と感じた。エサは両ダンゴを主軸にトロ掛けも大人気。問題はタナだ。朝からエサ打ちしていると、まず7~8寸の放流物がウキを動かし、その中に地ベラが交じる展開だった。しかしタナによっては良型地ベラが高確率で乗っていたので、釣り方やエサ次第で両者の釣り分けが可能かもしれない。